Anion Gap Anion Gap=[Na+]-[HCO3-]-[Cl-] 正常値12±2mEq/l 補正[HCO3-]値 AGが増大しているとき、その増分とHCO3-値を足したもの 正常値:26mEq Half collection原則 BE x 体重(kg)x 0.2-0.3=必要量のmEq 7%では17mEq/20ml 補正Ca=測定Ca -Alb+ 4 P/F ratio PはPaO2、Fは酸素濃度 P/F 正常値400-500 Anion Gapは健常者では12mEq/l程度のきわめて狭い範囲にコントロールされています。ケトアシドーシスや乳酸上昇では増加しますが、外来に歩いて来院されるような方では12。HCO3-は24。つまり、Na-Cl=HCO3-+AG=24+12=36。これが大きければ代謝性アルカローシス、原発性アルドステロン症を考慮します。東北大学例では、約5割がKが正常範囲内だったそうです。ARB使用中はKが増加傾向になるが、正常下限に近い場合は、低K血症も考慮しなければなりません。そして副腎静脈サンプリング。ACTHを負荷し、左右副腎静脈から血液(血漿アルドステロン濃度:PAC、コルチゾール)を採取する。典型的には病側のアルドステロン過剰分泌と、健側の抑制が見られる。病側total adrenalectomy。CTで副腎の腫大がある方が病側とは限らない。アドステロールシンチはムダと。PAC/PRA≥20。 PRA PAC BP 診断 理由 ↓ ↑ ↑ 原発性アルドステロン症 PAC↑→BP↑→PRA...