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リハビリテーションでの血圧

診断基準は出てない 脳梗塞 リハビリ実施前の収縮期血圧210mmHg以下なら実施 むしろ拡張期血圧が起立などで30mmHg以上下がることに注意 脳出血 リハビリ実施前の収縮期血圧160mmHg以上ならROMのみ

カルボーネンの式

運動強度は年齢毎の予測最大心拍予備能(最大心拍数-安静時心拍数)の何パーセント(%HR reserve)という表現が理解しやすく、現場で多く使われている。  %HR reserve はカルボーネンの式から求めるのが一般的である。 {(220-年齢)-安静時心拍数}×運動強度(k)+安静時心拍数  kは0.4〜0.7 60歳以上なら一般に0.5で計算する  目標心拍数は無酸素運動と有酸素運動の境界にあたり、効率の良い心拍数 70歳、坐位での心拍数60/分なら、 {(220-70)-60}x0.5 + 60 = 105  リハビリの処方箋には、「目標心拍数105/分、120/分を超えないように」などと書く  EF 30%以下では運動負荷はできない。30%以上なら歩行可能 心不全例は頻呼吸にも注意 嚥下ができない。呼吸数20回、3秒に1回呼吸しているから、嚥下中に呼吸をせざるを得ない。

半側空間無視

体軸が傾く バランスや巧緻運動に影響する 右半球ならどこでも起こりうる ネットワークの障害  リハビリとしては同じことをする 巻尺で診断 60cmで±3cmなら正常

呼吸障害の誤嚥

頻呼吸では誤嚥に 例えば呼吸数20回、3秒に1回呼吸している 嚥下中に呼吸をせざるを得ない。

除脳硬直

咬筋の緊張が亢進していることあり 開口できない

パーキンソン病の嚥下障害

軟口蓋が挙上できない ほっぺを膨らましてもらい、鼻に金属を当てると、空気が漏れている  →口腔内圧が上がらない  →食塊を送り込めない 舌 口唇線を越えて舌を舐められない 突舌ができない 口腔層が稚拙 +喉頭挙上の障害も

顔面口腔失行

失語を合併することが多い 口腔相の嚥下障害へ

失語

長文の繰り返しで作話

徒手筋力検査 Manual Muscle Testing: MMT

重い麻痺には MMT 不向き 協同運動で、屈曲と伸展で差がある。 具体的な診察法は、 Wikipedia を参照。 5 Normal 運動範囲全体に渡って動かすことができ、最大の徒手抵抗に抗して最終運動域を保持できる。 4 Good 運動範囲全体に渡って動かすことができ、中等度〜強度の徒手抵抗に抗して最終運動域を保持できる。 3 Fair 運動範囲全体に渡って動かすことができるが、徒手抵抗には抗することができない。 2 Poor 重力の影響を除いた肢位でなら、運動範囲全体、または一部に渡って動かすことができる。 1 Trace 筋収縮が目に見える、または触知できるが、関節運動はおこらない。 0 Zero 筋収縮・関節運動は全くおこらない。

内反尖足

転倒の原因になる staticで見てもわからないことがある 動いてわかる

Stroke Impairment Assessment Set: SIAS

Stroke Impairment Assessment Set: SIAS については こちら と こちら が詳しいです。

Functional Independence Measure: FIM

FIMは、できれば講習を受けた方がいいです。 ここ や このサイト に詳しく書いてあります。 点数 介助者 手出し 手助けの程度 7 不要 不要 自立 6 不要 不要 時間がかかる、装具や自助具が必要、投薬している、安全性の配慮が必要 5 必要 不要 監視、準備、指示、促しが必要 4 必要 必要 75 %以上自分で行う 3 必要 必要 50 ~ 75 %未満自分で行う 2 必要 必要 25 ~ 50 %未満自分で行う 1 必要 必要 25 %未満しか自分で行わない 運動項目 セルフケア (1) 食事 (2) 整容 (3) 清拭 (4) 更衣上半身 (5) 更衣下半身 (6) トイレ動作  排泄コントロール (7) 排尿管理 (8) 排便管理 移乗 (9) ベッド・椅子・車椅子移乗 (10) トイレ移乗 (11) 浴槽・シャワー移乗 移動 (12) 歩行・車椅子 (13) 階段 認知項目 コミュニケーション (14) 理解 (15) 表出 社会的認知 (16) 社会的交流 (17) 問題解決 (18) 記憶

Barthel index

Barthel index バーセルと表記している場合が多いが、「バーテル 」 インデックスが正しい日本語表記。 脳卒中後遺症(だけという訳ではない)のADL評価法の一つ。現在最も広く使用されている一つ。 食事 得点 摘要 10  自立。自助具などの装着可。標準時間内に食べ終える 5 部分介助(例えば、おかずを細かくしてもらう) 0 全介助 車椅子からベッドへの移乗 15 自立。ブレーキ、フットレストの操作ができる。歩行自立を含む。 10 軽度の部分介助あるいは監視を要す。 5 座ることは可能だが、ほぼ全介助。 0 全介助あるいは不可能。 整容 5 自立~洗面・整髪・歯磨き・髭剃り 0 部分介助あるいは全介助 トイレ動作 10 自立。衣服の操作、後始末を含む。ポータブル便器を使用している場合は、その洗浄も含む。 5 部分介助。体を支える、衣服・後始末に介助を要する。 0 全介助あるいは不可能。 入浴 5 自立 0 部分介助あるいは全介助 歩行 15 45m 以上歩行可。その際、補装具(車椅子、歩行器は除外)の使用の有無は問わない。 注:歩行器は杖の事ではない。 10 45m 以上の介助歩行可。歩行器使用を含む。 5 歩行不能の場合。車椅子にて 45m 以上の操作可能。 0 上記以外。 階段昇降 10 自立。てすり等の使用の有無は問わない。 5 介助あるいは監視を要する。 0 不能。 着...

Brunnstrom stage

片麻痺の評価法 Brunnstrom S: Movement therapy in hemiplegia; A neurophysiological approach. Harper & Row, New York, 1970. 評価の概念 Stage I 随意運動が見られない。筋は弛緩である。 Stage II 共同運動がわずかに出現した状態。痙縮が出始める。 Stage III 随意的な共同運動として関節の運動が可能。痙性は高度。 Stage IV 共同運動パターンが崩れ、分離運動が可能となる。痙性は弱くなる。 Stage V 分離運動が上手になり、複雑な逆共同運動の組み合わせが可能となる Stage VI 分離運動が自由に、早く、協調性をもって行える状態。正常に近い運動が可能。痙性は消失、またはほとんど見られない。 上肢 stage I 弛緩性麻痺 stage II 上肢のわずかな随意運動 stage III 座位で肩・肘の同時屈曲、同時伸展 stage IV 腰の後方へ手をつける。肘を伸展させて上肢を前方水平へ挙上。肘 90° 屈曲位での前腕回内・回外 stage V 肘を伸展させて上肢を横水平へ挙上、また前方頭上へ挙上、肘伸展位での前腕回内・回外 stage VI 各関節の分離運動 手指 stage I 弛緩性麻痺 stage II 自動的手指屈曲わずかに可能 stage III 全指同時握り、釣形握り(握りだけ)伸展は反射だけで、随意的な手指伸展不能 stage IV 横つまみ(母指は離せない)少ない範囲での半随意的手指伸展 stage V 対向つまみ、筒握り、球握り、随意的な手指伸展(範囲は一定せず) s...

原行弘先生

このサイトのリハビリテーションの項目は、平成28年9月18日にご逝去された原行弘教授にご指導いただきました。 私が原先生に初めてお会いしたのは、2001年当時慶應大学リハビリテーション科教授でいらした千野先生とともに、日本医科大学千葉北総病院の視察にいらっしゃった際、ご案内した時です。その後リハビリテーション科部長ご就任された原先生は、施設基準を整備するなど精力的に日本医科大学のリハビリテーション体制を改革されました。当時私は脳神経外科と共に脳卒中チームに従事しており、入院患者ほぼ全例、原先生達に診療をお願いしていました。当時はまだ珍しかったかもしれません、入院翌日にはリハビリテーション科が介入して、重症患者でも関節可動域訓練が始まっていました。早期のリハビリテーション介入で、こんなによくなるのか驚いたことを覚えています。 日本医科大学千葉北総病院が脳卒中地域連携パスを開始するときは、何度も相談に乗っていただきました。そして、 印旛脳卒中地域連携パス 、千葉県共用脳卒中地域連携パスの完成に至りました。特に、回復期リハビリテーション病院が必要な情報が何か、どういうスケールを使うべきかなど、パスシートの具体的な項目についてご指導いただきました。 私の武蔵小杉病院異動が決まってからは、リハビリテーション処方の回診見学をご許可いただきました。患者を診察しリハビリテーションを処方する基礎や、教科書にはないtipsをたくさんご指導いただきました。この時書き留めたメモは、Microsoft OneNoteに整理し、今も携帯・iPad内ので常時閲覧しています。これに、神経内科や他のメモも加えたものが、今回公開するサイトに掲載されます。